高速で走行している際の車間距離は、時速60km/hを超える場合は時速と同じ数字が、60km/h以下では時速から15を引いた数だけ必要と言われています。例えば時速100km/hであれば100メートル、時速60km/hであれば45メートル以上の間隔が必要になります。これはスピードが上がるほど停止距離も長くなるためですが、常に間隔を開けるのが良いというわけではありません。特に低速走行時は、車間距離をとりすぎると危険に繋がることもあります。


例えば歩行者が道路に飛び出すタイミングは、車間距離と関連しています。高速で走行している車が何台も連なっている場合、歩行者はその道路を渡ろうとはしませんが、後続との間隔が十分にある場合は安全とみなして飛び出してくることがあります。これは低速走行時ほど顕著で、低速走行中は間隔が狭くても歩行者は危険を感じにくいため、間を縫って飛び出す場合があります。特に信号待ちで多数連なっている時に反対方向を進む場合は、間から飛び出してくる歩行者に注意する必要があります。
また、合流地点などで車間距離を広くとっていると、譲ってくれたと判断して割り込んでくる場合も多く、思惑と異なる場合には交通事故に繋がることもあるため、状況に応じた車間距離が必要となります。