国際運転はどの国でも使用できる?

日本在住の者が外国に長期滞在することになる場合、交通手段として自動車を使用するのであれば、国際運転免許証の取得は欠かせません。国際運転免許証を取得すると、滞在国でこの免許証と日本の運転免許証を携帯することで、上陸日から最大1年間は滞在国で運転免許を取得しなくても運転することができます。


ただし、国際運転免許証を利用する場合に注意しなければならないのは、この免許証は道路交通に関する条約(ConventionOnRoadTraffic)の締結国に滞在する場合のみ効力を持つということです。道路交通に関する条約には1949(昭和24)年にスイスのジュネーヴで採択された条約と、この条約の内容を発展させて1968(昭和43)年にオーストリアのウィーンで採択された条約の2種類があり、どちらの条約も廃止されることなく効力が生じています。2つある条約のうち、日本政府が批准しているのはジュネーヴで採択された条約のみであり、日本の国際運転免許証はこの条約を批准した国でのみ有効となります。このため、滞在国の政府がウィーンで採択された条約のみを批准していた場合は、その国で日本の国際運転免許証を使用することはできません。外国に長期滞在する場合は、滞在国が道路交通に関する条約を批准しているかどうかをよく調べておきましょう。

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